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王朝の薫と装束

実践女子大で「王朝の薫と装束」の

公演を聴いてきました。

母のお供で・・・

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天気が悪くて気が進まなかったのですが・・・


とっても良い公演でした〜。



まずは未知の世界の香道・・・

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舞台の上では

実践女子大の学生が

香道のお点前(お点前っていうのかわかりませんが)

5つの香炉がまわってきて

何番と何番が同じだったか、

全部違ったのか・・・聞きわけるそうです。

私の持っている茶道手帳も「源氏香」が

出ていました。

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なんのことかわかりませんでしたが、

やっとちょっとわかりました。


今回は1番と2番が同じ、3番と4番が同じということで

「若紫」が正解だったそうです。

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私たちの席の前の列まで香炉がまわってきたのですが、

残念ながら人数の関係で

その香りを嗅ぐことはできませんでした。


その後は

十二単の着付けを拝見。

30分以上かかったでしょうか。

解説もなく、会場はしーんとして

ぴーんと張り詰めた空気が流れ、

タイムスリップしたような感覚でした。


残念ながら写真撮影禁止でして

最後に脱いだ抜け殻のような着物を

撮影して良いということで

みなさん撮ってましたので

私も・・・

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紐を1枚着せるたびに結んでいたので

さぞかしこの時代の殿方は

脱がせるのは大変だったのね〜

なんて不謹慎にも変な妄想をしていましたが・・・


着物を重ねていくたびに下の紐は抜いていくのだそうです。

だから、最後の一本をほどけば、

マジックのように一瞬で

脱いでしまいビックリしました〜005.gif



着付けが終わってから

いろいろと現代の装束と

いにしえの装束の違いなどの解説があり

とても興味深い公演でした。
by honeytrap82 | 2014-06-08 22:33 | おでかけ