王朝の薫と装束
2014年 06月 08日公演を聴いてきました。
母のお供で・・・
天気が悪くて気が進まなかったのですが・・・
とっても良い公演でした〜。
まずは未知の世界の香道・・・
舞台の上では
実践女子大の学生が
香道のお点前(お点前っていうのかわかりませんが)
5つの香炉がまわってきて
何番と何番が同じだったか、
全部違ったのか・・・聞きわけるそうです。
私の持っている茶道手帳も「源氏香」が
出ていました。
なんのことかわかりませんでしたが、
やっとちょっとわかりました。
今回は1番と2番が同じ、3番と4番が同じということで
「若紫」が正解だったそうです。
私たちの席の前の列まで香炉がまわってきたのですが、
残念ながら人数の関係で
その香りを嗅ぐことはできませんでした。
その後は
十二単の着付けを拝見。
30分以上かかったでしょうか。
解説もなく、会場はしーんとして
ぴーんと張り詰めた空気が流れ、
タイムスリップしたような感覚でした。
残念ながら写真撮影禁止でして
最後に脱いだ抜け殻のような着物を
撮影して良いということで
みなさん撮ってましたので
私も・・・
紐を1枚着せるたびに結んでいたので
さぞかしこの時代の殿方は
脱がせるのは大変だったのね〜
なんて不謹慎にも変な妄想をしていましたが・・・
着物を重ねていくたびに下の紐は抜いていくのだそうです。
だから、最後の一本をほどけば、
マジックのように一瞬で
脱いでしまいビックリしました〜
着付けが終わってから
いろいろと現代の装束と
いにしえの装束の違いなどの解説があり
とても興味深い公演でした。
by honeytrap82
| 2014-06-08 22:33
| おでかけ